子供から学ぶ
私には小学生の子供がおります。
現在小学6年生。
ご存じな方もおられるでしょうが、子供の宿題に国語の音読
というのがあるのです。本人が教科書を朗読しそれを親が聞いて
正しく読めているかを評価し先生にチェックシートを通じて提出する。
我が子もほぼ毎日行っているのですが、それを聞く親は・・・
正直、あまり集中して聞いていないです。(これはいけませんね)
小学校低学年から毎日あるのですが、最初の頃は集中して正座して聞いてました
先日も恒例の音読が始まって我が子も真剣に朗読をしておりました。
それをスマホ片手に片手間で聞く親。(安心してください!ちゃんと聞いてますよ)
そんななかスマホの手を止め、聞き入ってしまう内容の朗読があったのです。
西 研氏の「ぼくの世界、君の世界」という作品でした。
内容は当たり前といえば、当たり前すぎる内容なのですが、妙に心にとまるのです
一部上げますと「自分に見えているものは、あくまで自分にそう見えているだけなのだ。他の人にも同じように見えている保証はどこにもない。」
人それぞれ見え方や感じ方は違う。でも違っていても良いのですそもそも正解って?
ユーチューブかなにかで、日本人は皆と同じ考え方見え方が正義で、違う見え方が悪とみなしがちであるというコメントをされているかたを見かけました。
これは私の勝手な解釈ですが、見え方は人それぞれなのだから、いろんな意見があっても良いよね。みんなと見え方が違ってもそれは悪ではないのですよね。
私もこんな当たり前の事わかっているつもりではあったのですが、この文章にハットさせられるということは、いつのまにか自分も個々の意見に耳を傾ける事が疎かになっていたのかもしれません。
子供から学ぶ。正確には小学校の教科書から学ぶ。いや西氏に学ぶ。
哲学に触れた瞬間だったように思いました。